西陣 鳥岩楼の親子丼ランチへ行ってきた

鳥岩楼グルメ・お土産
昼は親子丼の一品勝負。歴史ある料亭で食す絶品親子丼

観光地でも繁華街でもない、馴染みのない普通の住宅地の中でランチをする場所を探すのは少し勇気がいりますよね?まして高級そうな店構えの料亭でお手頃価格でランチができるとなると行かないわけにはいきません。

西陣の住宅街の中にある歴史を感じさせる佇まいの鳥料理専門店にて、ランチ時間だけ提供される親子丼があると聞きつけたにゃんPon!たちは、話題の親子丼を求めて鳥岩楼へ向かいました。

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鳥岩楼へのアクセス

鳥岩楼は京都市内西陣地区の住宅地の中にあり、市バス以外の公共交通機関でのアクセスは駅からの徒歩。京都市営地下鉄烏丸線今出川駅、駅から徒歩20分ほどになります。
徒歩の場合は、今出川通りを歩いて堀川通と千本通りの中間あたり、今出川智恵光の交差点に「首途八幡宮」の標識が見えます。標識に従って首途八幡宮に向かって歩き、神社を超えて最初の交差点(五辻通)を左折すると鳥岩楼の看板が見えます。
車でお越しの場合は、駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングなどをご利用頂く事になります。

歴史を感じさせる佇まい

鳥岩楼に到着すると、その佇まいから歴史と高級感を察せられる建物であることがわかります。
私たちが訪問した時は列に並ぶ時間は少なかったですが、休日になると旅行者などによる長蛇の列になることもあるそうです。平日でも近くにお勤めの方や修学旅行生などで賑わっていました。
修学旅行を引率されていたタクシーの運転手さんの話では、学生の昼食先として連れて行くのにちょうど良い値打ち(手頃な値段と京都らしい建物)がある場所として、よく連れてこられるそうです。

鳥岩楼の中の様子

玄関から中に入ると料亭らしい落ち着いた雰囲気を感じることができます。玄関から続く石畳の廊下の先に土間があり、土間に待合い席が用意されていました。待合席には既に先客が居られましたが、比較的早いテンポで奥の部屋に案内されていましたので、それほど待たされるようには感じませんでした。
私たちも待合い席に座り、店内の様子を眺めていましたが、待合い席の向かいの部屋から仲居さんが慌ただしく出入りして活気がある様子でした。

案内される順番が私たちに回ってきたので、仲居さんに誘導され奥の座敷へ通して頂きました。
店内は奥へ行くと何部屋にも区切られた座敷があり、まるで隔離された空間の集合体です。部屋に通される途中には中庭があり、一見すると庭の手入れが行き届いていないように感じられますが、木々で対面の部屋の中を覗けないように配置されているようにも感じられ、そこは本来の「料亭」としてプライバシーへの配慮を想像させます。
「夜にはどんなお偉い方々が、ここで鳥の水炊きを食しながら、どんな密談をしていたのだろう?」と下衆な想像が膨らませながら、通された座敷で腰を下ろすことになりました。

親子丼とご対面

座敷に通されて周りを見渡してみると、既に親子丼を食している人たちは写真に撮ったり、世間話などをしたりで、特に変わりのない普段通りの食事風景です。
私たちより先に通されて待っているお客も黙って席について待っています。しかし、仲居さんは注文を取りに来ないし、机の上にはメニューもありません。どの待っているお客も注文をする気配もありません。
ここ、鳥岩楼のランチメニューは「親子丼」一つのみ。座敷に通されたら黙って親子丼の到着を待つだけという、とてもシンプルで効率的なお店なのです。

私たちも大人しく席で親子丼の到着を待つこと数分…。私たちの机の上に親子丼が到着です!
やや小ぶりの丼に鳥出汁のスープとお新香が乗ったお膳が運ばれてきました。

運ばれてきた親子丼、親子丼に箸をつける前に一緒に添えられている鳥出汁のスープを一口飲んでみました。鳥から採った出汁で作ったスープを口にして、メインの親子丼の美味しさを想像するのに難しくないだけの期待が高まります。味わい深くて飲みやすいスープ、鳥の水炊きに使われる出汁なのだとは思いますが、とても美味しいスープでした。

そして、本命の親子丼へ箸をつけることに。
やや小ぶりの丼に乗せられていたお椀を開けると、出汁の効いた親子丼の香りが漂います。親子丼の真ん中にはうずらの卵らしい小さな生卵が乗っています。
箸で丼の中をかき分けて食べてみると、半生ふわふわで軟らかく煮られた卵に程よく出汁で滴ったご飯とが絡み合い「幸せな味」になっていました。なかの鶏肉もしっかりと味が染みていました。
途中で味が単調に感じてきたら、うずらの卵を崩して濃厚な卵の風味を楽しむこともできますし、丼に添えられているお新香でお口直しも。思い出したように鳥出汁を口に含んで鳥の風味を追いかけるのも良いでしょう。
何だかんだと考えながら食べていると、あっという間に丼の底が見えてきました。
小ぶりな丼ですので、大食いさんにはちょっと足りないかも?
でも、それくらいがちょうど良いのかもしれません、また食べに行きたくなりますからね。

鳥岩楼

ふわふわ玉子と味わい深いコクを感じる親子丼

黙って座っているだけで出てくる親子丼、美味しかったわ~

ねぇ~夕飯の準備は?

黙って座っているだけで出てくる親子丼、また食べたい~!

はいはい、おいらが夕飯作ればいいですよね

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グルメ・お土産 京都

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