久美浜まるかじり祭りへ行ってきた

久美浜まるかじり祭りイベント
久美谷川河口に鎮座する長明寺周辺から幟が並び始める

京都の日本海側は、外へ出歩きするには涼しくて秋らしい気候になってきました。
秋の久美浜で「久美浜まるかじり祭り」が開催され、大規模なフリーマーケットや「京丹後梨」の早食い大会、ふるまい豊作鍋があると聞きつけた にゃんPon!の2人は、「久美浜まるかじり祭り」へ行ってみました。

久美浜まるかじり祭り

「久美浜まるかじり祭り」の案内チラシ

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「久美浜まるかじり祭り」会場へのアクセス

電車で行く場合は、京都丹後鉄道宮豊線の久美浜駅から会場となっている久美浜浜公園まで徒歩10分、途中には久美浜観光名所となっている豪商稲葉本家があり、無料で江戸時代から続く豪華な日本家屋と豪商の豊かな生活ぶりを垣間見ることができます。

車での場合は、京都縦貫道から山陰近畿道に乗り継ぎ、終点の京丹後大宮ICで降りて482号線に乗り、比治山バイパスから佐野たけだ橋で312号線に入り、本願寺前を右折して十楽を左折すると会場近くに市営駐車場があり無料で駐車できます。

「久美浜まるかじり祭り」会場のようす

前日に降り続けた雨によって、会場グラウンドの足元は泥濘が多くて歩きにくい状態ではありましたが、多くのフリーマーケットが軒を並べていました。その奥には地元の特産品を扱った飲食店舗や物産展、中央に飲食店とが配置され、その奥にステージが設営されていました。

久美浜まるかじり祭り

久美谷川河口に鎮座する長明寺周辺から幟が並び始める

フリーマーケットのようす

販売しているものは各家庭から提供された生活雑貨や衣服が中心で、店の主も地元の方々ばかりの様子。客と店主が顔見知りで挨拶や近況報告などの会話が至る所で聞こえていました。

地元物産販売、ステージなどのようす

中央会場の両脇に地元物産販売の飲食店などが並び、たこ焼きやたい焼きと言った定番の屋台から、芋カレーやさざえ飯と言った地元特産品ならではの販売などがありました。

久美浜地域は、梨とサツマイモが名産とのことで特設ステージでは「梨の早食い大会」が開催されており、実況の様子が会場内に響き渡っていました。近くの漁港から水揚げされる海産物も有名で、魚介類を使った物産品も販売されていましたが、その中で興味を引いた「さざえめし」を買って食べてみることにしました。磯の香りとさざえの風味、細かく刻まれたさざえの歯応えが良く、とても美味しかったです。

久美浜を代表する乳製品

今回、にゃんPon!の2人が久美浜にやってきた目的の一つが、「丹後・久美浜の美味しい牛乳」と京都人に一目を置かれているヒラヤミルクの本場を訪ねることでありました。
ヒラヤミルクは、京都の日本海側の丹後半島エリアで販売されているご当地牛乳で、京都市内で入手できるのは困難です。しかし、にゃんPon!たちは京都市内のイオンモール五条でヒラヤミルクに出会って以来ヒラヤミルクの虜となってしまい、機会があればヒラヤミルク(コーヒー牛乳)を購入させて頂いています。
そのヒラヤミルクの出張販売が久美浜まるかじり祭りでも出店されていました。

地元の方々の暖かさに身も心も温まる

雨上がりの曇り空、足元は泥で、海辺の公園には冷たい風が吹いていましたが、会場では来場者に「ふるまい豊作鍋」が無料で振舞われていました。
京都市内のイベントだと長蛇の列になりそうなイベントでも、ここでは並ぶ人も見られず「もう、終わっちゃったのかな?」とテントの前で眺めていると、中から「どうですか?無料ですよ」と声を掛けて頂きました。
「戴いてよろしいですか?」と答えると「どうぞどうぞ、2人前お願いします~!」とテントの中で活気の良い声が響きました。

久美浜まるかじり祭り

ふるまい豊作鍋の汁物。とても温かかったです!

しばらく待っていると2人前の「ふるまい豊作鍋」がテントの奥から出てきました。
手に取って頂くと、器の中は豚肉、大根、ゴボウ、人参、ねぎなどが入った豚汁のような味噌仕立ての汁物です。
冷えた体に暖かい汁物がスーッと入って温めてくれます。薄味の素朴な味わいなのでクセがありません。誰にでも懐かしい味わいと感じる、温かさに溢れた一杯でした。

寒い日の暖かい汁物は身に染みて旨かったぁ~

身も心も温まるね

器を返す時「ごちそうさまでした」って大きな声で言っちゃった

感謝の言葉を伝えるのは大事ね!

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