京都から国道9号線を延々と走っていると、福知山を超えて朝来に向かう途中の国道沿いに「日本一たい焼き」と大きな看板が見えます。国道9号線を何度も往復している人ならご存知のお店ですが、京都からのドライブ途中だと小腹が空く丁度良いタイミングで出現するんですよね!
店名も「日本一たい焼き」と豪語するたい焼き屋さん、いったい何が日本一なのか?気になりますが、小腹も空いた所なので途中停車することにしました。
日本一たい焼き 福知山野花店へのアクセス
日本一たい焼き 福知山野花店は国道9号線沿い、福知山市内から朝来市の途中の国道沿いに店舗があります。国道沿いだけあって10台分程の駐車場があります。公共交通機関の場合は、JR山陰本線 上川口駅から徒歩15分となっています。
日本一たい焼き 福知山野花店 周辺のようす
交通の便は必ずしも良くない場所、そんなところで「たい焼き」だけで商売されています。駐車場には車が既にいっぱい駐車しており、店内ではたい焼きを求めて並ぶ人の行列が見られ、人と車の出入りが激しいのが印象です。
玄関入り口付近には、天然モノと養殖モノのたい焼きの違いについての説明書きが掲示してありました。どうやら「日本一たい焼き」は天然モノのたい焼きを提供しているお店なのだそうです。
たい焼き 天然モノと養殖モノの違い?
天然モノのたい焼きについては、店内の掲示にも説明がありましたが、鋳型によって異なるのだそうです。天然モノと呼ばれているたい焼きは、たい焼きを焼く鋳型一つで1枚から3枚(1~3丁)までしか作れない形状のもので、焼くのに手間が掛かる分、サクサクした食感と尻尾まであんこが入った丁寧な作りのたい焼きが出来上がるのだそうです。
養殖モノのたい焼きとは、大きな鉄板の鋳型を使って大量にたい焼きを作るもので、縁日やスーパーなどで見かけるたい焼きは養殖モノに分類されるそうです。
日本一たい焼き 福知山野花店 店内のようす
たい焼きは1匹170円から販売されており、黒あん、白あん、カスタードの3種類の味が販売されています。店舗の奥にあるレジカウンターで注文し、代金を支払った後で引換券を貰って注文したたい焼きを受取る流れになっています。
列に並ぶお客には子連れや家族で10匹単位で大量に購入している方も少なくありません。でも、私たちのようにドライブのおやつとして数匹購入することもできます。
お店の中には「日本一たい焼き」の他の店舗の所在地が地図に表示されていましたが、九州の福岡から創業し西日本を中心に全国に30店舗を展開しているそうです。
日本一たい焼きを実食レビュー
さっそく購入したたい焼きを手にしてみました。手に取るとホカホカさと香ばしさが漂います。日本一たい焼きでは、できたてのたい焼きを直ぐに提供せずに味が馴染むまで保温機で休ませています。そうすることで外はカリッとした食感と中はふっくらとした味わいが楽しめるのだそうです。
生地は外はカリッと中はふんわりとしていて、皮も薄いながら破れない絶妙な厚みであんこを包んでいます。あんこは甘すぎず、でも生地にも甘みがあって、バランスのよい味わいです。
たい焼きを食べるとき「頭から食べるか?尻尾から食べるか?」ちょっとした葛藤に悩まされることありませんか?「あんこが(頭側か尻尾側か)どっちに偏っているのか?」で一喜一憂したり…。
あの葛藤の原因は、恐らく養殖モノしか食べてこなかったからだったかも知れません。日本一たい焼きのたい焼きは、尻尾までみっちりとあんこが入っていました。
日本一たい焼き と豪語する理由は?
1匹170円、たい焼きの値段としては安くはない印象。養殖モノのたい焼きしか食べてなければ高いと思うかも?でも、天然モノのたい焼きとして手間と素材にこだわる一品として充分な価値があるものと納得できます。この味は確かに美味しいです。
まぁ、そこで「日本一たい焼き」となるかぁ??と思っていたら、こんな記載がありました。
まぁ~、そういう由来なら、「日本一たい焼き」って豪語しても憚られないかもしれないですね~。
おいら「日本一たい焼き」に対抗して、大阪風たい焼き考えたで!
その名も「日本一やで焼き」ってどや?
ソース掛かっているんじゃないでしょうね?
なんでわかったん?
他にもキャベツ入れて豚肉入れたら美味しいと思ったんやけど…
あんた、それお好み焼きや!
でも、そこにあんこはいらん!