今年の京都の高級食パン事情は、何やら騒がしい一年でしたね。
大阪の高級生食パン店「乃が美」が高級食パンブームの火付け役となり全国各地に店舗を展開させたのは有名な話ですが、京都市内では「高級クリーミー生食パン LA・PAN(ラ・パン)」や「銀座 に志かわ」が続々とオープンしています。
そして12月1日に新たな高級食パン専門店「別格」が京都市内にオープンしました。
「別格」という名の屋号、まさに他の店舗との差別化を目指した意欲的で挑戦的なネーミング、他の高級食パン店と一体何が違うのか?その「格の違い」を探りたくなりますね?
そこが気になったので、早速行ってみることにしました。
別格へのアクセス
別格へのアクセスは、京都市営地下鉄烏丸線四条駅、または阪急京都線では烏丸駅より徒歩5分、四条新町の街中にあります。店舗の駐車場はありません。最寄りの駐車場は京都逓信病院のコインパーキングがあります。なお、新町通りは北向き一方通行になっています。
別格店舗のようす
グランドオープン直後の店舗は、先着100名にパンナイフが提供されるとのことだったので、整理券を配布するほどの盛況ぶりでした。遅れて到着した私たちは、その日の購入を諦めて後日に改めて買いに行くことに…🤣
オープン初日から日を改めてお店を訪問した時は混雑も少し和らいでいましたが、販売されている2種類の食パン、プレーンの食パン「たなびき」とレーズン食パン「かぐわし」のうち、「たなびき」だけがその場で購入できるだけで、「かぐわし」を手に入れるには整理券を貰わないといけませんでした。
別格の正体
これまで耳にしたことのない新しい高級食パン専門店「別格」。その正体は京銘菓「おたべ」や新たな京都土産として有名な「京ばあむ」を製造・販売する『株式会社美十(びじゅう)』が手掛ける初の食パン店で、数々の高級食パン店を手掛けるベーカリープロデューサー岸本拓也氏とのコラボレーション店舗で「おたべ」にも使われている福井県の名水「瓜割の水」を使って食パンを製造しているのだそうです。
いわば、京都を代表する和菓子会社が、高級食パンブームに乗って地元京都のパン市場に満を持して乗り込んできたと言う訳ですね。だからこそ「別格」と名付けられたのも納得です。
「うちは京都老舗のDNAが受け継がれているんどすえ、よその食パン屋はんと一緒にせんといてくれまへんか?」ということかしら?
京都のパン事情
京都市は、日本のパンの購入金額は神戸市に次いで日本2位であり、毎年神戸市と日本一を競い合っています。和食で知られる京都なのですが、実はパン好きと言うのは最近知られるようになってきています。
でも、上記の参考を見てみると、確かに京都人はパンの購入金額が全国よりも格段に上回っているのはわかりますが、食パンの消費についてはそれ程ではなくて、食パン以外のパンの消費が高いようです。菓子パンや総菜パンなどが好んで消費されているみたいですね。
続々と京都市内に高級食パン店がオープンすると2019年以降の統計に変化が現れそうですね!
別格の「たなびき」を食べてみた
「たなびき」は、材料にこだわり、厳選された独自の製法で仕上げた小麦粉と日本名水100選にも選ばれた、福井県若狭町の瓜割の滝から湧き出たミネラル成分豊富な水をバランスが良く使い、国産バター、クリームを使ったしっとりと柔らかな食パンなのだそうです。2斤で864円(消費税込)です。
他の高級食パンと比べて特徴的に感じたのがパンの耳。パンの外側に艶があり、あともう少し焼くと表面がクロワッサンのような香ばしい風味に変化するのでは?と思う直前で止めているような絶妙な風味加減が感じられます。そして美味しかったです 食べればわかります🥰
手土産にもよさそうですね。
別格の食パンはどうだった?
結構好きな味!💗
あ~でも、同時に食べ比べしないとわからないわ~
また買って来いというサインか