来年の初詣はここに決まり?狛ねずみがいる大豊神社

京都
子年にご縁のある大豊神社は12年に一度の混雑必至

いよいよ年の瀬が近づいてきました。新年の初詣のご予定は決まりましたか?
毎年十二支に謂れのある神社への初詣で賑わいますが、亥年の今年は護王神社が注目されていました。来年は子年ということでネズミにご縁のある神社、哲学の道の近くにある大豊神社がお薦めです。来年の初詣には混雑必至の大豊神社へ一足早く訪ねることにしました。

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大豊神社へのアクセス

大豊神社は、鹿ケ谷の哲学の道から少し山手に入ったところにある小さな神社です。公共交通機関での場合、京都市営バスならば天王町(白川通丸太町)か錦林車庫から徒歩で15分ほど、神社境内には4台分ほどの駐車スペースがありますが混雑時には利用不可となりそうです。できれば哲学の道をゆっくりと探訪しながら訪れるのが望ましいように思います。

大豊神社周辺のようす

哲学の道の周辺は風情のある閑静な小道ですのでお散歩に最適。琵琶湖疏水に沿って歩いていると大豊橋と掲示された小さな橋が見えてきます。橋の先には鳥居と大豊神社の幟が掲げられています。

琵琶湖疏水に掛かる小さな大豊橋を渡ると、その先には大豊神社へ向かう参道が続いています。途中には料亭や住宅などが点在しており、厳かな神社の雰囲気と生活感が混在する不思議な感覚。参道から緩やかな坂道を登って境内へ進むことにしました。

大豊神社 境内のようす

参拝した日は、参拝客も少なく静かに境内を散策させて頂く事ができました。新年を迎えると想像を超える数の参拝者で埋め尽くされるのでしょう💦💦

大豊神社本殿の御祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)、菅原道真公(すがはらのみちざね)、応神天皇(おうじんてんのう)をお祀りしています。少彦名命は医薬の祖とされており、左右に阿吽の狛犬ならんでいました。

12年に一度の縁起物で話題になっている狛ねずみ(こまねずみ)は、大豊神社の末社の一つ、大国主命をお祀りしている大国社の拝殿の前にいる2匹のねずみです。左側の吽形狛ねずみは長寿を表す玉を抱え、右側の阿形狛ねずみが学問を意味する巻物を抱えています。古事記の記載によると、大国主命の危機を救ったのがねずみだったことから、神の使いとして祭られているそうです。大国社では、縁結び、学業などのご利益がいただけます。

大豊神社には、ねずみだけでなく様々な動物が所々に身を潜めています。
日吉社には猿、愛宕社には鳶、本殿横には蛇が祭られており、それぞれにちゃんとした意味があるのだそうです。厄除けの日吉社では、神の使いの猿は、神猿(まさる)と呼ばれることから、魔が去る、勝る(勝運)。天狗と関わりの深い愛宕社には、烏帽子や天狗の団扇に連想される鳶。そして、金運上昇のご利益には蛇なのだそうですよ。探してみると面白いですよ。

大豊神社の授与品

12年に一度巡ってくる商機?大豊神社でも様々な子年グッズを用意して新年を迎える準備をされているようです。

狛ねずみおみくじ…500円
大豊ねずみ絵馬…1000円
絵馬…800円
招福の干支置物…800円
御守り…1000円
交通安全御守り…500円
大豊ペアねずみ土鈴…1500円

 

私たちも家の玄関を飾るために大豊ペアねずみ土鈴を買いました。
絵馬もとても可愛らしいので、年賀状などにつかうのも良いですね!

因みに大豊神社は、椿と梅の名所としても知られているそうです。3月を過ぎた頃から境内に植えられた30本の椿と樹齢250年になる風格あるしだれ梅を咲かせてくれるのだそうで、知る人ぞ知る梅の名所にもなっているのだそうです。
新年の混雑が和らいだ頃に椿と梅を眺めに行くのも良いかもしれませんね。

にゃんこ、来年は厄年だね?

あら~そんなに若く見えるのかしら?37歳じゃないのよ~!
もしかして33歳に見えたりして??

ネコはネズミからのご利益は期待できないでしょ?

一度その頭をかじってやろうか??