東寺 秋の特別拝観 2019

イベント
食堂前からの五重塔

紅葉の季節になってきました。
京都各地の寺社仏閣などでも秋の紅葉を楽しむことができますが、新幹線の車窓から見える美しい五重塔で有名な東寺の夜間拝観&ライトアップも10月末から期間限定で行われます。

東寺のシンボル 五重塔

東寺(とうじ)は、京都市南区九条町にある東寺真言宗の寺院。東寺は真言宗の根本道場であり、東寺真言宗の総本山である。教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる(名称については「寺号」の節を参照)。本尊は薬師如来。寺紋は雲形紋(東寺雲)。

東寺は平安京鎮護のための官寺として建立が始められた後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として栄えた。中世以降の東寺は弘法大師に対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として庶民の信仰を集めるようになり、21世紀の今日も京都の代表的な名所として存続している。1934年昭和9年)に国の史跡に指定、1994年平成6年)12月には「古都京都の文化財」の構成資産として世界遺産に登録された。(Wikipediaより)

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東寺へのアクセス

東寺へはJR京都駅(八条口)から徒歩15分、近鉄線では東寺駅から徒歩10分が最寄りになります。
東寺の正面と見られる八条通に面した南大門からは入場できません。
東寺への入場は大宮通に面した慶賀門からになりますので、お間違えにならないように気を付けてください。

東寺 紅葉ライトアップ開催期間と料金

夜の特別公開
紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観

会期2019年10月26日(土)〜12月8日(日)
拝観時間午後6時30分~午後9時30分(受付は午後9時まで)
会期中無休
入場料大人・高校生1000円 / 中学生以下500円
団体割引、共通券はありません。
駐車料金普通車 2時間 600円 / 大型バス 2時間 2,000円
※入場は東門からになります。

東寺 夜間ライトアップの見どころ

東寺の東門から入場してすぐ、左に堀のような川が見えます。堀の向こうが宝蔵となっており、堀に沿って歩いていくと左に五重塔が現れます。遠目に見える五重塔とライトアップされた木々との光景が美しく映えます。
そこから五重塔に向かって歩いていくとライトアップされた木々が生い茂る瓢箪池につき当たります。瓢箪池では(雨風のない日は)紅葉と五重塔が水面に映り、その光景を狙って撮影する人も多く賑わっています。そこでは幻想的な風景を楽しむことができます。

瓢箪池を超えると五重塔の真下まで足を運んでみましょう。五重塔を間近に見ると高さ55メートル、木造建築といては日本最高の建造物の壮大さを実感できます。再建して約400年の月日が経っているそうですが、ライトアップされた五重塔からの重厚感は歴史を感じさせます。

五重塔を観終わった後は、ぜひ金堂と講堂の特別拝観にも足を運んでください。講堂の中には大日如来を中心に多くの仏像が配置されており、立体曼荼羅世界を形成しています。仏像が放つ迫力と造形美に目を奪われること間違いありません。
また、正面から回って裏側にも入ることができます。そこでは仏像の後ろ姿も拝見することができ、立像構造を垣間見ることができる貴重な機会にもなります。
何百年もの昔より人々の願いと信仰の対象として崇めていた仏像を現代の私たちが同じ目線で眺めることができるのは感慨深く感じることでしょう。

紅葉の機会にぜひ弘法大師の教えにも触れてみて頂きたいと思います。

東寺 秋の特別拝観 2019の詳細は、東寺の公式HPも併せてご覧ください(音注意)

夜間ライトアップの入場開始は6:30からです。入場開始時刻まで東門(慶賀門)で入場規制されていますよ。

混雑時は大宮通から八条通まで続く長い行列になるからね!

今年のライトアップまでには夜景撮影に強いカメラを新調したい

カメラより自分の撮影の腕上げなさい!