焚火台を購入して使ってみた様子を前記事で紹介しましたが、焚火台だけでは暖は取れても調理はできません。焚火台を調理器として活用するにはトライポットも用意する必要があります。
トライポットとは、簡単に説明すると焚火の炎の上に鍋や飯盒を吊るすための三脚。鍋などを吊るすので、ある程度の耐荷重があることが必要です。
安くて良さそうなものはないか?と探していたら、これまたお手頃なお値段で販売されているトライポットを発見。早速購入してレビューしていきます。
キャンピングムーン(CAMPING MOON) トライポッド L 焚き火三脚
今回購入したトライポットは、キャンピングムーン(CAMPING MOON) トライポッド L 焚き火三脚 。
この商品を選んだ理由としては、コンパクトに収納できること、展開サイズ(三脚を広げた際の足の位置)が焚火台に当たらない広さがあること、そして値段の割に耐荷重15㎏もあり、これよりも数倍する価格で販売されている他社商品と変わらない性能であったことが決め手でした。
早速到着しましたので、開封していきたいと思います。
- コンパクトな箱に収納
- 箱に表記されている仕様書き
- 外箱から中の商品を取り出したところ
箱などに表記されていたサイズや素材
品名:トライポット 3脚4段式
品番:MS-105
重量:(約)0.62Kg
展開サイズ:(約)50×50×高さ105cm
収納サイズ:40×6×4㎝
材質:アルミ
箱の中身
箱からは帆布で作られた袋が出てきました。その中に本体が収納されています。
中からは、思っていたよりも細身のアルミ製の棒が纏められていました。
アルミ製の棒は合計12本、そのうち3本だけ先端に切込みが入っており、その3本が地面に接地するパーツだと思われます。その他にフック付きのチェーンと連結パーツが別のビニール袋に入っていました。
- 思っていたよりも細身のアルミ棒
- チェーンも同封、これで吊るします
チェーンは両端にそれぞれフックと留め金がついてあり、吊るした鍋と炎との距離を調節するために使用するようです。
試しにすべてのアルミ棒を連結してみましたが、ねじ込み式でどれもしっかりとねじ切りしてありました。この様子ならば、キャンプ場でも簡単に設置できそうです。
- 地面に接地する足部分には切込みが入っています
- 3つのポールを連結させてみたところ
実際にキャンプで使ってみた
キャンプ場でキャンピングムーン(CAMPING MOON) トライポッド L 焚き火三脚 のでデビュー、焚火台は先日紹介したUJack(ユージャック) メッシュファイアスタンド 焚火台です。上記の焚火台と併用する場合は、トライポットのサイズLをお選びください。
- 焚火台と組み合わせたところ
- 展開した足も焚火台とぴったり合いました
焚火台の幅とトライポットの足の広さとがぴったりと合いました。高さもあって、鍋などを吊るす際も火元との高さ調整がいろいろとできそうです。足元もしっかりと安定しています。
- 焚火台との相性抜群
- 飯盒を吊るしたところ
夕飯で飯盒を吊るして米を炊きました。飯盒くらいの重さですと全く動じません。火加減もチェーンの長さを調節するだけでとても簡単です。
アルミ棒が炎に長時間当たっていましたが、変形や変色する様子もなく、安心して使い続けることができました。
飯盒の米が炊けたら、さっと移動させるだけ。軽くて場所にも困らないコンパクトさが良いですね。使い終わっても後片付けが楽ちんなのが良いです。
こちらの商品も焚火台と同じく2000円前後で購入できるので、お試し購入としては十分すぎるコストパフォーマンス。これも数年は使える品物だと実感しました。

棒が細くて大丈夫かな?と思ったけど、思ったより頑丈ね

ねじ込みはしっかりと回して止めてね。ぐらついて不安定になるよ

細くてもしっかりしている。まるで私のよう~

足は太いぞ…