無印良品頑丈収納ボックスをテーブルにカスタマイズする人を見つけた にゃんPON!たちは、先に購入した無印良品頑丈収納ボックス(特大)を使って自作でカスタマイズすることを決意する。
100均で必要な資材を購入して自作に挑戦するが、その結果は??
無印良品頑丈収納ボックスをテーブルにするとは?
お財布に優しい価格な割に頑丈で収納もしっかりとできる無印良品頑丈収納ボックス。キャンプ用品を収納してキャンプ場に持ち運べは長椅子としての用途も可能ですが、天盤を裏返せばテーブルに活用できそうです。しかし、天盤の裏は格子面の補強が施されているために直接物を置くことはできません。
そこで天盤裏の格子面を被させるよう脱着式のすのこ板を敷き詰めロールトップテーブルを完成させることが狙いです。
100均で購入したもの
1.桐すのこ×4枚 (Seria)サイズ 33×37cm
2.水性ニス×2本 (Seria)Light Oak色 ※お好みを選んでください
3.刷毛(Seria)
4.工作用タッカー(DAISO)300円 ※専用針は付属していません
5.工作用タッカー専用針(DAISO)
6.ラッカースプレー(油性・クリア・ツヤあり)(DAISO)
7.布製のカバンテープ (DAISO)
その他、やすり、ラジオペンチ、マイナスドライバー、木工用ボンド、マスキングテープなどが必要です。
先ずは、すのこの分解から
頑丈収納ボックスの天盤を裏返してみて、そこに100均で購入した桐すのこを置いてみます。すのこ板の長さがぴったりと天盤裏の奥行きに合致するのがわかります。
簡単に言えば、これらのすのこ板を天盤裏に敷き詰めるのが目的です。
最初の作業は、4枚のすのこ板を分解することからはじまります。
すのこ板の裏で接着されている背板を取り外しますが、工具を使わなくても手袋をして反対方向へ押し出せば比較的簡単に外すことができます。その際、背板は後で利用しますので折ってしまわないように注意して下さい。(最低4本必要になります)
板には接着剤と一緒に小さな釘が刺さっています。釘はペンチで抜いておき、表面に残った接着部分はマイナスドライバーやヤスリなどで擦ると剥がれます。
すのこ板を分解して並べてみた様子。
接着部分などで不揃いになった面を裏面にするようにしましょう。
分解作業の最後には、すのこの四隅の角をヤスリかけをして丸く削っておきましょう。
水性ニスの塗装
並べた板を塗装の際に固定させるために裏面を養生テープなどで貼り付けます。一枚の板にして一気に水性ニスを塗ってしまう目算です。
水性ニスは、最低でも2回に分けて塗ると色の乗りが良いようです。1回目と2回目の光沢の違いが肉眼ではよくわかります。(写真だと伝えきれませんが)
ついでに裏面も塗装します。表面が充分に乾燥したのを確認してから、表面を養生テープやマスキングテープなどで固定してください。充分に乾燥してからでないとせっかく塗ったニスが剥がれてしまいます。
裏表ともに充分に乾いたら、側面の塗装を行うためにテープを剥がし板を重ねた状態で束ねます。重ねて束ねた状態で両側面の塗装を行います。刷毛に多くニスを含ませてしまうと表面に液だれしてしまうので注意して下さい。塗るのは1回だけで充分です。
テーブル板の下を固定させるスペーサー
天盤裏には出っ張りがあり、そのままテーブル板を乗せるとデコボコして不安定な表面になってしまいます。それを防止させるためにスペーサーを天盤裏とテーブル板の間に挟む必要があるのですが、スペーサーとして再活用するのがすのこを分解する際に残していた背板です。
スペーサーに使う背板を天盤裏の窪みに並べると、スペーサー部分が格子面の出っ張り部分よりも嵩が高くなるために、その上に置いたテーブル板が安定することになります。
仕上げ作業
ロールトップテーブルは、テーブル板を丸めることができるので収納にも便利です。そのため裏側を布テープで固定する必要があります。
テーブル板を丸めることができるように板と板の間に2㎜~3㎜程度の余裕を開けてテープで仮止めをします。
仮止めをしたテーブル板の長さに合わせて布テープを切断します。
切断した側の布テープの先端がほつれないように木工用ボンドを塗って補強します。
布テープの先端がほつれないための補強には、透明のマニキュアを塗ってもいいよ~
布テープを敷く箇所に木工用ボンドを塗り、その上に布テープを置いてタッカーで打ち付けます。
タッカーで全て打ち終えたあと、表層をラッカーで防水処理させました。
ラッカー処理は下地塗りでやってても良かったかも?
残ったニスで4本のスペーサーも塗装してみました。
作業終了~完成~
素敵なテーブルができたね!
DIYすれば愛着もでるし、キャンプが楽しみ!